妊娠初期の関門と言えばつわりですね。「出産より辛い」という方も多いと思います。
私は2人出産していますが、2回とも同じようにつわりに悩まされました。
同じ妊婦さんでもつわりのない人もいれば重い人もいて、同じ女性でもなかなか分かり合えない辛さでもあります。
今回は私の場合はどうだったか、お伝えしていきたいと思います。
今悩んでいる人の参考になりましたらうれしいです。
つわりはいつからいつまで?
つわりは一般的には妊娠5~6週から始まることが多いようです。
症状がピークになるのは11~13週目くらい。
ほとんどの妊婦さんは22週目までには症状がおさまってくるようですね。
私の場合、5週目くらいからなんとなく気持ち悪くなり、徐々に吐き気、においが気になるなどの症状が出てくるパターンでした。
ピーク時は寝込むことが多くなり、大体16週目くらいにつわりがおさまってきたなーと感じました。
つわりの症状
つわりのときはとにかく何をしていても気持ち悪いのがずっと続くのでそれが一番辛かったです。
3か月くらいずっと車酔いしているような感じですね。
あと何日間頑張ればつわりがおさまるのか分からない状態。ゴールが見えないのでとにかくストレスが溜まりました。
お腹が空くと気持ち悪くなるので小さめに切ったりんごを職場に持ち込んで、気持ち悪くなったら食べるようにしていました。
りんごと水しか取っていない時期は一週間で2キロも瘦せてしまいました。
「このまま痩せたら入院だよ!」とお医者さんに怒られました…。
食べたいものが分からない
つわりのときは自分でも食べられそうなものが分からないことが多かったです。
お昼休み直前まで食べたいものが分からないんです。「サラダならいけそう!」と思ってお昼休みにコンビニに買いに行ってもサラダが売り切れていたり…。
健康なのでおなかは空くんですよね。でも何が食べられそうか分からない状態が辛かったです。
食べられたもの
つわりになるとすっぱいものが食べたくなるってよく聞きますよね。
私も普段あまり食べなかったのですがキウイなどのすっぱいフルーツが食べたくなりました。
また味のはっきりしたもの、濃い味付けのものも無性に食べたくなることが多かったです。
2人目つわりのときには、食べ物に対して異様にこだわることがありました。
何が何でも「ケンタッキーのフライドポテト」が食べたくなり、夜に夫に買ってきてもらうこともありました。
このときはマックじゃダメなんです。とにかくケンタッキーのポテトが良かったんですよね~。
食べられなかったもの
反対に食べられなかったものはだしのきいたものです(和食全般ですね)
においからしてもう気持ち悪くて受け付けませんでした。
白いご飯のにおいがだめになる方はよくいますが、私はにおいは全然問題なかったです。
でも白いご飯自体は食べたくなかったのでおにぎりにしたり、ふりかけを混ぜ込んで食べていました。
また、妊娠前は炭酸飲料、紅茶が好きだったのに飲めなくなりました。
嫌いになったもの(食べ物以外)
あまり同じ例を見たことがないのですが、私が食べ物以外に嫌いになったものは…湯気です!
湯気に当たると気持ち悪くなってしまうため、お風呂に入らずシャワーで短時間で済ませていました。寒い時期だったので辛かったのですが気持ち悪くなるよりマシでした。
他には冷蔵庫の臭いです。これは結構共感していただける方が多いと思います。
冷蔵庫は自分で開けるときは息を止めてました。夫が開けるときには事前に「開けるよ~」と声を掛けてもらっていました。
冷蔵庫は今は無臭に感じるのですがつわりのときは本当に吐き気がするくらいにおうんですよね~。
仕事と両立している場合
一人目のときは正社員としてフルタイム勤務。妊娠が判明したときも当初は安定期まで会社にはだまっているつもりでした。
しかし私は5週目くらいには明らかに体調が悪くなってきたため、会社に黙っているのは迷惑がかかると判断。
直属の上司や職場のメンバーには妊娠をすぐに伝えることにしました。
つわりがおさまるまでは会社を休んだり休まなかったりという日々。会社にはかなり迷惑を掛けてしまいました…。
朝体調が悪くても、頑張って出勤すれば忙しさにごまかされて1日どうにか勤務できることが多かったです。(実際は途中で吐きそうになったりもしていましたが…)
残業の多い職場でしたがさすがにこの期間は残業は無理だったので、定時で上がらせて貰っていました。
安定期までは内緒にしていたい方もいると思います。でもつわりが重い人の場合は、会社に黙っているよりは伝える方が色々と配慮してもらえるので良いかも知れません。
二人目のつわりの場合
二人目のつわりのときはすでに退職しており専業主婦でした。
専業主婦だから休めるかと思いきや、そこは二人目のつわりなので必ず長女のお世話があります。
一人のときは仕事を休めば良かったですが、育児は休むわけにはいかず…かなり辛かった覚えがあります。
このとき長女は2歳。普段あまり聞き分けのない長女もこのときは私の「休みたい」というお願いを聞いてくれ、とにかくアンパンマンのDVDを1日ループして見せまくっていました。
私は布団から長女の様子を見ながら寝るような生活を送っていました。
私がつわりでも長女をお風呂に入れないわけにはいきません。湯気が気持ち悪かったのでとにかくシャワーで短時間で済ませるようにしました。湯舟は入らなかったですが夏だから大丈夫でした!
二人目のときは自分でもつわり加減が分かってきていました。
私の場合、奥まで歯磨きをしてしまうとそのあとに吐いてしまうことが多かったです。なので、二人目のときはあまり奥まで歯磨きしないなど吐かないための対策をしていました。
ここは一人目との違いかも知れませんね!
理解してもらいたいこと
まず周りの人に理解してもらいたいのは「つわりは気の持ちようではない」ということです。
3か月間車酔いが続いていて他の人から「気のせいだよ」って言われたら傷つきますよね?
同じ女性でも人によってつわりの重さが違います。また、日によって調子の良い日、悪い日があります。
「他の妊婦さんは頑張っているのになんで出来ないの?」という声かけは絶対にやめてほしいと思います。
また今頑張っている妊婦さんに伝えたいことは「つわりは必ず終わる!」ということです。
もちろんいつ終わるか分からないから辛いのですが、私は「今日過ごした一日分は辛い日が減っている」と考えるようにしていました!
つわりがあるのは赤ちゃんが元気な証拠だと考えて辛いときにはしっかり休みましょうね。