みなさんこんにちは。2児の母ちくわぶです。
この記事ではクルーズ船「MSCベリッシマ」での洗濯方法、便利なアイテムなどを紹介していきます。
クルーズに申し込んでからというもの、船酔いよりも私の一番の心配事といっても過言ではなかった洗濯問題。
クルーズ出発前に同じ問題で不安に思う方も多いと思いますので、今回記事にまとめることにしました。
旅行前に読んで頂き不安がやわらげば嬉しく思います。
それではいってみましょう!
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ベリッシマはコインランドリーがない
この記事を読んでいる方はもうすでにご存じかも知れません。
ベリッシマにはコインランドリーがないのです!
気になって日本に寄港する他の船も調べてみましたが、
といった感じでどうやらどの船にもコインランドリーはついているわけではないようでした。強いて言うならお高めの船には付いているといった感じですね。
一般的にクルーズは日程が長いため、服を日程分すべて持ち込んだらものすごい量になってしまいます。家族旅行であればなおさらです。
このため、クルーズでの洗濯は必須なのです。
ベリッシマのランドリーサービス
ベリッシマの船内ランドリーは3種類。
部屋のクローゼットに最初から吊り下げられているランドリー案内はこのようなもの。
これだとちょっと小さくて読みにくいですね。改めてまとめてみました。
①ドライクリーニング
②洗濯(水洗い)
③アイロンのみ
以上の3種類です。
船内でドライクリーニングとアイロンのみに出す方はあまりいないと思いますが、下着や靴下を水洗いでお願いしても3ドル近くかかってしまいます。
これを家族分出すとなると…一日分だけでも結構な金額になりますよね。
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ランドリーサービスパッケージの使い方
そんなクルーズの洗濯問題のために、ベリッシマもお得なパッケージを用意してくれています。その名も「ランドリーサービスパッケージ」です。
わが家が乗船したときは2日目の夜に部屋に案内が置かれていました。日程によって案内される日が異なるかも知れないので、清掃係のスタッフに聞いてみてもいいかもしれませんね。
✔ レギュラーランドリーパッケージL2
20点まで 45ドル
✔ レギュラーランドリーパッケージL4
40点まで 64ドル
パッと見ると「洗濯に45ドルもかかるのか…」と思いたくなるんですが、このパッケージのお得なところは「どの服をお願いしても1点あたりの料金が一律」なところなんですね。
となると当然下着や靴下などの小物をお願いするより、高めのドレスやジャケットをお願いした方がお得なワケです。
とは言っても水洗いなのでデリケートな衣類は避けたほうが良いと思います。
わが家は自分で洗える小物などは避け、乾きにくいTシャツやパンツ(ズボン)などをランドリーに出しました。
ランドリーパッケージの注意点
ここでランドリーパッケージを依頼するときの注意点です。実際にわが家がやってしまったミスです。
「1回の配送でまとめて利用する必要がある」と記載があるのですが、この表記がちょっと分かりにくく勘違い。
数日に分けて少しずつ出せるのかなぁと思ってしまいました。
3日目の午前中にランドリーパッケージを10点ほど依頼してあったのですが、部屋に戻ってくると洗濯物が回収されずそのままになっていました。
家族でなぜ?!?!と思っていると、清掃係のスタッフさん(若いインドネシア出身の男性でした)が来て説明してくれました。
洗濯物は一度にまとめて出さないとダメ!
40点パッケージで申し込んでいるのに10点しか洗濯物が入ってないから、システムを勘違いしていると思って持って行かなかったよ!
あと洗濯物は種類と数量を用紙に記入して一緒に入れてね!
つたない英語力で聞き取った限りですが、このようなことを言ってました。回収されなかった理由がこれで分かりましたね。
清掃係さんの思いやりに感謝です!
ランドリーパッケージの依頼方法
あらためてランドリーパッケージの依頼方法を確認しましょう。
②のランドリー用紙を忘れがちなので注意してくださいね!
わが家は洗濯物の依頼を失敗してしまったので、3日目の19時までに出してくれれば改めて回収してくれるとのこと。
その後無事に洗濯されて戻ってきました!
ランドリーパッケージの支払い方法
ランドリーパッケージの支払いは、ホテルなどと同じいわゆる「お部屋付け」となります。
乗船したときに登録したクレジットカード情報に紐づけてあるので、頼んだときに支払いをする必要はありません。
ランドリーの仕上がり
気になるランドリーの仕上がりですが、思ったより縮むこともなくきれいな仕上がりでした。家庭での洗濯と同じ水洗いなのでパリッとした状態では戻ってこないのであしからず…。
おそらくすべての衣類を乾燥機にかけていると思うので、綿など縮みやすいものやデリケートな衣類は避けると良いかも知れません。
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おすすめの洗濯方法
ランドリーパッケージがお得なのは分かったけど、下着などランドリーに出したくないものもありますよね。
そんなときにおすすめの洗濯方法をご紹介します。
ベリッシマの洗面台はこんな感じのすり鉢状で、日本の洗面台と異なり深さがあまりありません。
この中で服を洗うのってなかなか大変だと思います。小物ならいけそうですけど。
このためわが家はあらかじめシリコン製の「おりたたみバケツ」を持参しました!
おりたたんで薄くすることができるので、スーツケースのなかでもかさばりません!
バケツに洗濯物を入れ、(抵抗がなければ)踏み洗いすれば一枚ずつ洗う必要がないのでとっても楽に洗濯できました。
わが家の場合6日間の旅行で4人分の洗濯物があったので、ほぼ毎日何かしらは洗濯していました。
せっかくのクルーズ旅行、洗濯しないわけにはいかないけど、他に楽しいことがたくさんあるので洗濯で疲れてしまってはもったいないですよね。
ドライバッグというものもあるようですが、わが家は踏み洗いができるこちらをおすすめします!
洗濯以外でも脱いだ服の一時おきに重宝しました。旅行が終わっても普通のバケツとして使えるので買って良かったです!
色もくすみベージュでかわいいですよね。
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洗濯のお役立ちアイテム
洗うこと自体はバケツでとくに問題ないのですが、問題は脱水と干すことですね。
ベリッシマでは当然洗濯物を乾かすための場所はありませんから、自室に干すことになります。
普段使っている洗濯機がどれだけ役に立っているかをこの旅で改めて実感しました。
つづいて洗濯のお役立ちアイテムを紹介します。
洗濯ロープ
洗濯ロープって今あまり使う人はいないんじゃないでしょうか?スーパーには売っていなかったですが、私は100均で見つけました!
ハンガーがずれないように加工されているものもあるので探してみてください。ずっと使うものでもないのでクオリティは100均で十分だと思います。
シャワー室にも短い備え付けの洗濯ロープが付いています。
こちらは水着などビショビショなものを干すのがおすすめです。
強力マグネット
ベリッシマは壁、天井が金属でできていてマグネットをペタリと貼りつけることができます。
濡れた洗濯物をかけるとかなり重くなるので、耐荷重量を気にして選んでみてください。
わが家は垂直で10キロまで耐えられるものを購入していきました。
洗濯物以外にも、
と、マルチに大活躍するので絶対に持っていくことをおすすめします!
洗濯ハンガー
洗濯物を干すのに必須な洗濯ハンガー。角ハンガーとも言うらしいです。
大きければ大きいほどたくさん干すことができますが、そうなると持っていくのも大変になるのでサイズ選びが重要です。
わが家ではこのくらいのコンパクトなサイズを持っていき、強力マグネットで天井からつるして干しました。
正直これで足りるか?というと4人分だとちょっと物足りないのですが、大きすぎても邪魔になったり落ちてくる可能性があるのでこのくらいのサイズで良いかと思います。
わが家はこのオーエのハンガーが好きで、サイズ違いで3個使ってます(笑)
小分け洗剤
船内のショップにも洗剤は売っています。しかし、売っているものがほぼ英語で書いてあるのでパッと見て洗剤かどうかの判断が難しいんです…。
外国製だと肌荒れの可能性もあるので普段使い慣れているものを持参しましょう。小分けタイプが便利です。
吸水タオル
クルーズに持参すればよかったなと思ったのは吸水タオルです。服は手洗いできても脱水の方がむしろ大きな問題なんですよね。
手しぼりの脱水では限界があるので、こういった吸水タオルで挟み込んでしぼればもっと脱水できたのかなーと思います。
次回のクルーズでは検討してみたいです。
注意点
わが家は「海側バルコニー」というバルコニーありのお部屋に宿泊しました。
しかしバルコニーに洗濯物を干すことはベリッシマでは禁止となっています!
理由としては、
以上がおもな理由のようです。
楽しい船旅、利用者側もしっかりマナーを守って乗船したいですね。
部屋の中はエアコンはきいていますが洗濯物は思ったより乾きにくいと思っていた方が良いです。
一日中部屋干ししても靴下の中などが湿ってる…ということが良くありました。
靴下や下着は難しいかも知れませんが、服は綿より化繊が乾きやすくおすすめです。
さいごに
それでは最後にこの記事のまとめです。
✔ ベリッシマでは無理せずランドリーパッケージを使うのが時間もお金もオトク。
✔ 下着、小物などは節約のため手洗いをおすすめ。
✔ 洗濯するときは便利アイテムを持参する。
いかがでしたでしょうか?クルーズでの洗濯イメージがつかめましたか?
クルーズでの洗濯は避けられないからこそ、準備が肝心です!
この記事がお役に立ちましたら嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました!
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